用語集

ゾーン転送

インターネット上でドメイン管理する場合は、2台以上のDNSサーバ(プライマリサーバとセカンダリサーバ)が必要となり、情報の同期のためにプライマリサーバのリソースレコードをセカンダリサーバに転送することを指す。 第三者転送 セキュリティ的な観点から…

バインド機構

SQLインジェクションへの対策。 あらかじめSQL文のひな型を用意し、SQL文の変動個所(プレースホルダ)に実際の値(バインド値)を割り当ててSQL文を完成させる方式。自動的にエスケープ処理がなされる。

ゲートウェイ

主にトランスポート層以上での中継を行う装置であり、異なったプロトコル体系のネットワーク間の接続などに用いられる。 プロトコルをTCP/IPのみに限定する場合なら、ルータとゲートウェイは一致するが、一般的には異なる。 IPネットワーク上のゲートウェイ …

HTTP cookie

Webサーバがクライアントを識別したり、セッションの情報を管理するために用いられるデータ。アクセスしてきたクライアントに対してWebサーバがブラウザを通じて一時的に書き込むクライアント側に保存される。 そもそもHTTPはステートレスなプロトコルである…

オープンリゾルバ

問い合わせ元のアドレスやドメインの制限なく、名前解決に応じるDNSサーバのこと。DNSキャッシュポイズニングを受ける危険がある。

SSLアクセラレータ

Webサーバの負荷軽減のため、負荷の高いSSL関連の処理を専用に行うためのハードウェア。

情報セキュリティスペシャリスト対策 その1

なんとなくわかったつもりでいる用語も、実はよくわかっていなかったりする。 ICMP ICMPはエラー通知と問い合わせからなるプロトコル。通常の(pingでないHTTPなどの)IP通信でも、対向のサーバと通信できない場合は、クライアントはICMPでのエラーメッセージ…

ドメイン名とホスト名

ドメインとは、階層的に管理されているインターネットの住所に相当する。非営利のICANが管理している。 ドメイン名とホスト名の違い ホスト名は、ネットワーク上の端末に対してつけられた名称。ドメインとの違いは、名前解決によってIPアドレスと対応がとれ…

ONU

光回線利用時に用いる光回線終端装置(Optical Network Unit)のこと。 光回線内を流れる光信号と、LAN内を流れる電気信号間の変換を行う。 コメント 他にも光信号の多重化・分離も行うが、こうした電気信号の技術に関しては知識不足。もっと学生の頃勉強しと…

完全仮想化・準仮想化

なんとなくイメージは湧くのだけれども、あらためてしっかり説明しようとすると違いがよくわからない用語が本当に多い。 完全仮想化 完全仮想化は、ハードウェアも含めて完全にエミュレートして、仮想マシンを起動させる。そのため準仮想化よりも仮想マシン…

FHS

Linuxのファイルシステムにも標準化されていたのか。知らなかったなぁ。 FHSとは Linuxにおけるファイルシステムのレイアウトは FHS(Filesystem Hieerarchy Standard:ファイルシステム標準階層)によって標準化が進められており、主要なディストリビューシ…

コンパイル・アセンブル

どこまでがコンパイルで、どこからがアセンブルが実はよく違いがわかっていなかった。 コンパイル・アセンブルの違い 広義には、「ソースコードから実行可能な形式に変換すること」をもってコンパイルと呼ぶ。狭義には、 「ソースコードから中間言語のアセン…