jack the ripper

自分の環境でのパスワードの強度を試験するために、jack the ripperを試してみました。

インストール方法

 ソースコードのダウンロードから解凍までは、特に特別な動作は必要ありません。
makeだけやや特殊でした。makeの引数は、makeを引数なしで実行した際に表示される一覧の中から、自分の環境に合ったものを選ぶようです。

# wget http://www.openwall.com/john/g/john-1.7.9.tar.gz
# tar zxvf john-1.7.9.tar.gz
# cd john-1.7.9
# cd src
# make linux-x86-64

実行方法

 一度runディレクトリに入る必要があるようです。さまざまなオプションがあるようですが、そこまで使いこなせてません。取りあえず、以下の方法でtestのパスワードが取得できました。

# cd ../run
# ./unshadow /etc/passwd /etc/shadow >zpasswd
# ./john --single --users=test zpasswd

英文字のみで8文字のパスワードをもつ、ユーザtest1に対して総当たりをさせたのですが、20時間近くかかっても破られませんでした。辞書等を用いない総当たりは思ったよりも時間がかかるようです。

注意

CPUへの負荷がすごいかかるようです。

 PID USER      PR  NI  VIRT  RES  SHR S %CPU %MEM    TIME+  COMMAND            
21656 root      39  19 11920 6016  576 R 95.8  1.2 189:16.15 john   

参考ページ

http://www.usupi.org/sysad/168.htmlを参考にしました。