電源を入れてからOSが起動するまでのプロセス

 厳密にはアーキテクチャごとに異なるのでここでは一般論。いきなりカーネルを読み込んでいるわけではなく、ブートセクタからブートローダを介していることに注意。

電源ONからinitスクリプトの実行まで

1. 電源ON
2. BIOSが起動(ハードウェアの初期化・BMRの読み込み・ブートローダの起動)
3. ブートセクタからカーネルをメモリ上にコピー
4.メモリ上のカーネルを実行
5. initスクリプトの起動

メモ

マスターブートレコーダ(MBR)とは?
⇒起動時に最初に読み込まれるハードディスク上の先頭のセクタ。ここを読み込むとブートローダが起動する。

ブートローダとは?
Linuxカーネルをメモリに読み込むためのLILOGRUBなどのユティリティ。ブートセクタを読み込む。

ブートセクタとは?
起動時にカーネルを呼び出すためのプログラムが保存されているハードディスクのセクタ。

どうしてカーネルを直接起動しないのか?
カーネルは任意の外部記憶装置だが、BIOSマザーボード上に必ず存在するため。

どうしてMBRカーネルが置かれていないのか?
⇒勉強中。