2013-06-03 電源を入れてからOSが起動するまでのプロセス Linuxの仕組み 厳密にはアーキテクチャごとに異なるのでここでは一般論。いきなりカーネルを読み込んでいるわけではなく、ブートセクタからブートローダを介していることに注意。 電源ONからinitスクリプトの実行まで 1. 電源ON 2. BIOSが起動(ハードウェアの初期化・BMRの読み込み・ブートローダの起動) 3. ブートセクタからカーネルをメモリ上にコピー 4.メモリ上のカーネルを実行 5. initスクリプトの起動 メモ マスターブートレコーダ(MBR)とは? ⇒起動時に最初に読み込まれるハードディスク上の先頭のセクタ。ここを読み込むとブートローダが起動する。ブートローダとは? ⇒Linuxのカーネルをメモリに読み込むためのLILOやGRUBなどのユティリティ。ブートセクタを読み込む。ブートセクタとは? 起動時にカーネルを呼び出すためのプログラムが保存されているハードディスクのセクタ。どうしてカーネルを直接起動しないのか? ⇒カーネルは任意の外部記憶装置だが、BIOSはマザーボード上に必ず存在するため。どうしてMBRにカーネルが置かれていないのか? ⇒勉強中。