情報セキュリティスペシャリスト対策 その2

ハッシュアルゴリズム

sha1(Secure Hash Algorithm 1)...元データの長さによらず160bitのハッシュ値を返すハッシュ関数。OpenSSLで利用可能。

IPsec

IP層で暗号化通信をするためのプロトコル
ネットワーク上の2点間で仮想的なトンネルを作成し、トンネル内部でのパケットは暗号化(共通鍵暗号化方式)される。IPv4ではオプションであるが、IPv6では標準で実装されている。カプセル化されていても暗号化されているとは限らないことに注意。

  • LAN間で利用する場合は、各拠点にIPSecゲートウェイを用いる(BBRに内蔵されていることもある)。
  • リモートアクセスで利用する場合は、拠点にはIPSecゲートウェイを、拠点にアクセスするクライ-アントにはクライアントソフトをインストールする。
  • トランスポートモード(データ部のみを暗号化)とトンネルモード(元パケットは暗号化してからカプセル化)がある。

プロトタイプモデルとスパイラルモデルの違い

 プロトタイプは、プロトタイプを作成後に、ユーザによる運用と改善を繰りかえす。
 スパイラルモデルは、プロトタイプモデルとウォータプルーフモデルを組み合わせた開発技法である。システムをサブシステムに分割し、各サブシステムではウォータプルーフモデルによりプロトタイプを作成する。
参考 http://www.pursue.ne.jp/jouhousyo/sysad/kaihatu/spiral.html