無線LANのセキュリティ

WEPとWPA、WPA2が存在する。

WEP(Wired Equivalent Privacy)

40ビットの共通鍵を使う方式と104ビットの共通鍵を使う方式があり、鄽と呼ばれる24ビットの初期化ベクトルとを組み合わせてネットワークキーとする。
RC4という暗号化アルゴリズムを利用している。
鄽がパターン化されやすいという問題点があり、通信内容を一定時間取集すれば解読される危険性がある。

WPA(Wired Protected Access)

WEPの脆弱性を補うための規格。TKIPとAESの2つの方式が存在する。

WPA2

WPAの新方式。暗号化アルゴリズムとしてAESのみを採用している。AESはハードウェアで暗号化処理を行うため高速かつ安全であるが、機器自体が対応している必要がある。